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兄ちゃんですから!
2006年05月28日
飼い主さんが異変に気付いてから2ヵ月後、8歳で亡くなったヨーキー・乙音ちゃんの記録です。
飼い主であるharutsukuさんは乙音ちゃんを亡くしてしまった後悔から、助かったかもしれない子が助からない不幸を少しでも減らせればとの思いで悲しみの癒えぬ中、闘病生活で気付いた事、気付かなければならなかった事などを書き綴っておられます。
乙音ちゃん、harutsukuさんの思いが少しでも多くの方に伝わればと本日は冒頭にて紹介させていただきました。
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モモとレイジは仲良し兄妹。
今でこそ面倒見の良い兄・レイジですが、昔はこんな子じゃーなかったのですよ。
モモを引き取る事になって一番心配したのは、問題の多そうなユウマではなく、レイジとの関係でした。
だってレイジさん、ジャイアンだもの……。

普段は温厚なんだけど、とにかく「お前のものは俺のもの」。
「俺のもの」認定されたおもちゃやおやつに他の子が手を出そうものなら、本気でガブーッ!とやっちゃうわけです…。
独占欲が犬一倍強いレイジは、飼い主が他の子を可愛がっても激しく嫉妬。
どけどけーい!と蹴散らして自分が可愛がられようとするのですな( ̄▽ ̄;
なので旧ブログの最初の数ヶ月間は、モモとレイジのツーショットはほとんどありません。
まだ小さいモモをレイジが噛んでしまったら…と怖くて近付けられなかったんですよ。

で、ここからはレイジには本当にすまない事をしたー!と飼い主が申し訳なく思ってることなんですが
後からワンコをお迎えした場合は先住犬を立てたほうが良いって言いますよね。
でも我が家にやって来たのは心に大きな傷を負ったユウマと、耳に障害を持ったモモ。
特にユウマは自分以外は全て敵!と酷い状態だったため、どうしてもそれ以上我慢をさせる事ができませんでした。
よって我慢をするのはいつもレイジ。

モモが来た時だって、耳の悪いモモはレイジの威嚇する声が聞こえず、飛びかかって行く事があり、とても危険。
よって我慢をするのはいつもレイジ。
先住犬チェリーに先立たれて2年間、家族の愛情を一身に受けていたレイジにとって、この状況は苦痛だったはず。
なのにレイジさん、ぐれるどころか「飼い主が大切にしてるんだから!」と少しずつ弟妹(特に妹)を大事にしてくれるようになりました。

他の子におもちゃを譲るなんて以前のレイジからは想像もつかなかったもの!(涙)

レイジがここまで成長してくれたのは、レイジの頑張りはもちろんだけど、やはりモモの存在も大きかったのではないかな?

だって、これまで何度かモモはレイジにガブリとやられてるんですよ。
普通はそこで嫌いになりそうなものだけど、モモはそれでも「にいたん、にいたん!」とレイジにベッタリ。

いつしかそんな妹を可愛く思うようになったのだね。

最近じゃモモが何をしても、広い心で許してくれるレイジ兄さん。

モモちゃん、レイジがお兄ちゃんで良かったね。

レイちゃん、モモが妹で本当に良かった……かい?

美しきかな兄妹愛。
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