ほくそ笑む兄
2009年05月03日
前回の続きです。
病院での検査を終えたレイジを家で休ませ、モモとネネは公園でウキウキお散歩。
それでも姉妹が帰宅した時、レイジは「おかえりー!」と出迎えてくれました。
が、帰り道で車に酔い、ギリギリのところで踏ん張っていたネネに
「つついたら吐くがなー!」とすごい剣幕で怒られ、すっかり不機嫌に。
「俺を置いて遊びに行ったくせに、帰ってくるなり何その態度…。」と思ったに違いないです。
ごめんよレイちゃん。さっきのネネは本当に余裕が無かったのです。
ま、嫌なことは、ゆったり半身浴して忘れような。ささリラックス~。

ああ、隣がうるさくてごめんよ。
いや実はね、公園でのお散歩が思いのほか姉妹の体を汚してしまったのです。
枯れ葉だの、何かの種だのが大量に付着したので、ネネの回復を待ってお風呂に入れました。

姉妹は懸命に助けを求めていますよ。
いつもは妹の悲しげな声を聞くと、すっ飛んで行くレイジですが、
今日はどうしますか。
公園から帰るなり、兄にブチギレた妹を助けますか。

了解!
というわけで、姉妹をワシャワシャと洗い終え、リビングに行くと
先に出てくつろいでいたレイジがそっと近寄って来ました。
濡れそぼった妹を見て、労りの言葉をかけてあげる気になったのかもしれません。
さすがはお兄ちゃん!

なんと、まだ根に持ってらっしゃる…。
ネネは、滅多に見ない兄さんの黒い一面に衝撃を受けています。
でもまあ、自分たちだけ楽しんだのだし、このくらいの仕返しなら可愛いものじゃないの。

それにほら、ふんわり綺麗になりましたよ。
と、どんなに褒めても

なぜ兄だけシャンプー無しの特別待遇なのかと不思議顔のモモネネ姉妹。
少し前まで、自分たちだけ公園で遊んで兄さんに悪い~だったのに
すっかり立場の逆転した兄と妹なのでありました。
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